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| (1)受注生産がいいんです(受注生産と見込み生産) |
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Vol.003
情報システム化のノウハウ〜失敗しないシステム構築法
発行者:高内 章治
2006/03/16
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┏ 今日の内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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┃ 【01 - ご挨拶 】
┃ 【02 - 業務トピックス】: 受注生産がいいんです
┃ (受注生産と見込み生産)
┃ 【03 - ITトピックス 】: データベースソフトが安くなる?
┃ (オープンソースへの対抗)
┃ 【04 - 編集後記 】
┃
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【01 - ご挨拶 】
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こんにちは、高内(こうない)です。
今回は、
「受注生産がいいんです。〜受注生産と見込み生産」と
「データベースソフトが安くなる?〜オープンソースへの対抗」
について、お話したいと思います。
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【02 - 業務トピックス】: 受注生産がいいんです。
(受注生産と見込み生産)
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■できれば受注生産がいいんです。
今回は、製造業の「受注生産と見込み生産」についてお話したいと思います。
皆さんの会社の製品は受注生産ですか?見込み生産ですか?
受注生産は、お客様からの注文を受けてから生産して出荷する方法ですね。
見込み生産は、あらかじめ見込みで生産しておいて、お客様からの
注文が入ってから出荷するやり方です。
可能であれば絶対、受注生産にすべきです。
注文が入ってから製造、出荷するので、製品や部品、原材料の
余剰在庫がなくなります。
利益が上がります。
■でも、それが難しいのです。
「それが出来たら苦労はしないよ」と皆さん言われます。
では、なぜ受注生産が難しいのでしょう。
大きくわけて以下の3つのケースで考えたいと思います。
1、お客様のリードタイムと生産サイクルタイムの問題
2、個別製品か汎用品の問題
3、価格
■1、お客様のリードタイムと生産サイクルタイムの問題
まず、「お客様のリードタイムと生産サイクルタイムの問題」に
ついてお話します。
お客様のリードタイムとは、お客様から注文を頂いた日から
納期日までの期間です。
生産サイクルタイムは、部品、原材料を仕入れて製造して
出荷するまでの期間です。
例えば、お客様からのリードタイムが、1ヶ月(30日)
だったとしましょう。
生産サイクルタイムは、2週間(14日)かかります。
この場合は、受注生産できますね。???
ここで、もうひとつ考えないといけないことがあります。
そうですね。生産計画のサイクルタイムです。
生産計画は、毎月ですか?毎週ですか?毎日ですか?
毎月ですと生産計画のサイクルタイムは、平均30日に
なりますので
30日(計画サイクルタイム)+14日(製造サイクルタイム)=44日
になって、受注生産できなくなります。
毎週ですと、生産計画のサイクルタイムは平均7日ですので
7日+14日=21日
になり、受注生産が可能になります。
この生産計画作成のサイクル(何日ごとに、生産計画を作るか)が
重要になります。
工場の現場が、カンバン方式などをおこなって
製造のサイクルタイムを改善したときは生産計画のサイクルタイムも
改善するようにした方が良いと思います。
■2、個別製品か汎用品の問題
次に、「個別製品か汎用品の問題」についてお話したいと思います。
皆さんの会社の製品は、個別製品ですか汎用製品ですか?
個別製品とは、お客様の仕様に合わせた世界に一つしかない
製品です。
汎用製品とは、いろいろなお客様に売ることのできる製品です。
もちろん、お客様も同じ製品を他社から購入することができます。
個別製品は、ほとんど受注生産ですね。
もし、受注生産になっていない場合は、その方向に持っていくべき
ですね。
例えば、もっと長いリードタイムの注文を頂くとか、
内示情報を頂くとか、お客様と交渉されると良いと思います。
汎用製品は、大変ですね。
お客様も強気で無理なリードタイム(短納期)を要求してきます。
よく言われるのは
「この製品は、汎用品だろ。他の会社にも売れるからいいじゃないか
できないんだったら、他者から買うから」
です。
ここでは、いろいろな仕組みが必要になります。
例えば、同じ商品なので、他社と融通するとか、お客様から内示情報を
頂くとか。
ここで、反対に短納期を利用した、こういう事例もあります。
私の知っている製造業の会社では、お客様から、朝、注文が入ると、
夕方出荷することができる体制を作りました。
この短納期の注文は、通常の注文より販売の価格を高く設定しています。
短納期がサポートできる体制ができると、他社と差別化ができ
お客様に売り込むことができます。
こういうやり方もあります。
■3、価格
最後に「価格」についてお話したいと思います。
皆さんの会社の製品の、価格は高いですか?安いですか?
この価格は、製造原価のことです。
製造原価の高い製品は、受注生産にする方向に持って行くべきです。
もし、余剰在庫が発生すると、すぐ利益を圧迫してしまいます。
製造原価の安い製品は、見込み生産も可能だと思います。
皆さんが定期的に、在庫評価を行うときは、注意してみてください。
参考にしてください。
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【03 - ITトピックス 】: データベースソフトが安くなる?
(オープンソースへの対抗)
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■つぎは、システム関係のお話です。
今回は、有償のデータベースソフトを売っているメーカーが、
無償のデータベースも供給するようになっているというお話をしましょう。
機能や操作性に優れたデータベースが無料で使えるようになります。
ユーザーにとっては、良いことですね。
■現在、市販の有償のデータベースのメーカとしては、
アメリカのオラクル社(現在のバージョンは「オラクル10g」)と、
マイクロソフト社(現在のバージョンは「SQLサーバー2005」)が
よく使われています。
UNIXも入れた全体では、オラクル社、Windowsでは、マイクロソフト社が
多いようです。
■でも、市販の有償のデータベースは、機能や操作性は優れていますが
高いですね。
システムを開発する場合、ユーザーが多くなるとライセンスの価格が
システム価格の大きな割合になります。
例えば、
マイクロソフト社のSQLサーバー2000
(現在のSQLサーバー2005よりひとつ前のバージョン)では、
5ライセンス(5人のユーザー)で20万円近くになります。
WINDOWS2003上で動かそうとすると、5ライセンスが10万円前後
ですので、追加でコストが必要になります。
人数が多くなると非常に高価になります。
そのため、多くのユーザーを必要とするシステムでは、
無償のデータベースを活用していく流れが大きくなっています。
■無償版のデータベースとしては、「PostgreSQL」(ポストグレ)
「MySQL」(マイエスキューエル)などがあります。
最近は、機能面でかなり市販のデータベースに近くなり使い勝手も
向上しています。
これらの無償版は、オープンソースソフトと呼ばれています。
オラクル社やマイクロソフト社は、オープンソースソフトが台頭
してきたので、無視できなくなってきたのですね。
そのため、オラクル社やマイクロソフト社などの有償のメーカーが、
無償のデータベースをサポートするようになってきました。
■これらのデータベースメーカーとしては、小規模システム、
テスト用途では、データベースを無償で提供するようです。
開発する側やお客様には、無料ですので、よい方向ですね。
メーカーとしては、将来的に、自社のデータベースの採用を
増やして欲しいという目的があります。
データベース量が多くなるときは、そのメーカーの有償の
データベースを使用する確率が大きくなります。
プログラムの資産は、そのまま使用したいからです。
■メーカーの無償のデータベースの例をあげます。(マイクロソフトの例)
マイクロソフト社は、現在も、MSDE(マイクロソフト デスクトップ エンジン)
というSQLサーバーの小規模版を無償でサポートしています。
しかし、同時アクセス数を、5に絞っていますし、管理ツールが無いので
不便でした。
今回の、SQLサーバー2005エクスプレスエディションでは、
同時アクセス数には、制限がないと言うことですし、管理ツールも
サポートされるようです。
データ量などの制限はありますが、4G(ギガバイト)ですのでかなりのデータが
使用できます。
データが増えたら、有償の、SQLサーバー2000や2005を買ってね、
って言うことです。
もし、データ量があまり多く無い場合は検討する価値はありそうです。
また、プロトタイプ(試作品)でシステムを安く作りたい場合。
その後、ブラッシュアップ(改善して)本番の業務のときは、有償版を
導入する。などのやり方があります。
でも、使い方は覚えないといけないので結構使うのは大変ですが。
もうひとつの理由は、マイクロソフト社のアクセスのユーザーを取り込もうと
考えているようです。
アクセスというのは、マイクロソフト社のデータベースソフトです。
データベースからプログラム(クエリー、フォーム)、レポートなど、
1つのソフトで簡単なデータベースとプログラムが出来るソフトウェアです。
小規模のデータや1台のパソコンで使用するには、非常に便利なソフトです。
多くの企業で使用されています。
それらのユーザーが、データが増えたので
どうしようかなと思ったときに、自社の有償のソフトを選んでもらいたいと
考えたいるようです。
アクセスのプログラムの資産をかなり使用できますからね。
皆さんも参考にしてください。
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【04 - 編集後記 】
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先週、暖かくなってきました。と書いたらまた寒くなりました。
皆さんも体調には気をつけてください。
でも、梅の花がきれいです。春はもうそこまで!!
◆工場の在庫を簡単に管理するには
http://www.sk-comp.com/WOP/document1.html
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【発行人】: エスケーコンピュータワールド 高内 章治
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