ネットワークは難しい(MTUの設定)
今回は、在庫管理や生産管理ではないのですが、インターネットなどの利用が多くなっていますのでネットワークについて説明したいと思います。
■今回は、インターネットのネットワークの問題が難しいことをお話したいと思います。
実際に起こった問題です。
原因を探し出すまでに非常に苦労しました。
先日、お客様が、ホームページを開示したいと言うことでドメインを取得しました。
ホームページのアクセス解析やプログラムを使いたいと言うことでお客様の自社サーバーを立てることにしました。
最近では、レンタルサーバが安いのですが、以前はかなり高価でした。
その時点では、まだADSLだったのですが、問題もなくサーバーも稼動して、外部からもホームページが見えるようになりました。
このときの条件は
- NTT西日本のADSL
- プロバイダーは、OCN
でした。
このときは、別に問題はありませんでした。
ADSLでは、回線が安定しませんし、スピードの問題がありますので回線を光に変更することにしました。
光は、BBIQ(ビビック)と言って、九州電力が、サポートしている光電話や光のインターネットのサービスを利用することにしました。
BBIQの導入は順調に終わりました。
サーバー、ルータのセットも問題なく終わりました。
外部からの接続も確認しました。
でも、問題が起こったのです。
ある場所からは、ホームページが見えるのですが、他の場所からは見えないのです。
ちなみに、他のBBIQからは見えます。携帯電話からも見えます。
OCNやKDDIからは見えないのです。
当然、BBIQ(九州電力)に電話しました。
BBIQでも、同じようにある端末からは見えて他の端末からは見えないという現象は確認できたようです。
でも結論は、ネットワークの問題ではなくてパソコンの問題ということになりました。
仕方がないので再度、別のパソコンを準備して接続しました。
やはり、同じでした。
BBIQの人は、「ネットワークは問題ありませんので、あとはお客様でやってください」との事でした。
ひどいですね。
見放された感じです。
原因調査のために、友達に確認したり、いろいろ調べました。
BBIQをやめてNTTに変えようかなとも考えました。
でも、やっと原因がわかったのです。
MTUが異なっていたのです。
MTUって聞いたことがありますか?
MTU(エムティーユー)とは、Maximum Transmission Unitの略です。
これは、通信ネットワークにおいて、1回の転送で送信できる最大値を示す値です。
つまり、1回に送るデータの量ですね。
BBIQのMTUの最適値は、1480です。
OCN(多分NTT)は、1454です。
つまり、ホームページのサーバーから、データ量1480で送るのですが、1480が受け取れるネットワークは、
ホームページが見えるのですが、OCNなどは見えません。
それで、ルータのMTUの値を、1454に変更しました。
すると問題が解決しました。!!
ホームページが見えるようになったのです。
本来、このような問題は、光回線をサービスする業者が調査してくれるのが当然だと思います。
ユーザーでは、わからない問題です。
次回から、BBIQの導入は、ちょっと考えますね。
もし皆さんのところで、このような問題が起こりましたら、MTUなども疑った方が良いかも知れません。