歩留まりとサイクルタイム(在庫管理と品質管理)




■今回は、工場での品質管理と在庫管理についてお話したいと思います。

工場での在庫管理は、2種類あります。

  • 1つは、部品や原材料の在庫管理です。
  • もうひとつは、製品の在庫管理です。

この2つは、考え方や要求されるレベルが異なります。

■部品や原材料の在庫管理をおこなうには

部品や原材料の在庫管理をおこなうには以下のような流れになります。

  1. 部品や原材料の発注します。
  2. 発注したものを仕入れます。
  3. その時、部品や原材料は在庫になります。
    入庫です。
  4. 仕入れは、買い掛けになります。
  5. お金の支払いになります。
  6. 在庫は、工程などへ出庫されます。


ここでは、「在庫の管理」より「発注から支払いまでのお金の管理」が重要になります。
在庫に対する品質の問題は少ないようです。

部品・原材料を管理するためには、市販の販売/仕入れ/在庫管理のパッケージ(ソフトウェア)が多くあります。
会計と連動することもできます。
価格はあまり高くはないようです。

しかし複数の場所の在庫管理などには対応していないようです。
また、製造の工程の管理などは出来ないようです。

■次に製品の工程の在庫管理をおこなうには

製品の在庫管理には要求される項目があります。

製造業の方から「最近、お客様からの品質と納期の要求が厳しくなっています」という声をききます。
品質に問題のある会社の取引は少なくなる傾向です。

工程の在庫管理でよく言われている要求事項です。
今回はロット生産で説明します。
個別製品別だと少しやり方が異なります。
  • 工程別の在庫は絶対必要です。
    ロット別です。
  • 次にロット別では歩留まりが把握できることです。
  • 不良が出たとき、ロット別に不良項目が把握できることです。
  • ロットのサイクルタイムが把握できることです。
  • ロットの履歴が保存できることです。

品質に関する要求とサイクルタイム(在庫レベル)の要求が厳しくなっているようです。

これを管理するためには、ERPのパッケージを利用する方法があります。
しかし、ERPでどの程度、工程管理や製造管理ができるかはパッケージの内容によります。
よく検討する必要があります。

大手では、自社開発の、製造管理システムで管理している所が多いようです。
製品の仕様、工程の条件などの製造条件を管理します。
また、工程の在庫、歩留まり、サイクルタイムも管理します。
この製造管理システムには、企業の製品のノウハウが入っているので自社で開発している場合が多いようです。
開発コストとシステムの考え方によるようです。

■品質、納期の要求レベルとシステムの価格を考えて導入しましょう。






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