原材料、部品の在庫を減らす(在庫削減)
原材料、部品の在庫を減らす(在庫削減)
■今回から、いくつか例をあげて、どのように在庫をへらすか説明したいと思います。
工場の在庫を減らす場合、制約条件が非常にたくさんありますので、まず最初にいくつか条件を、決めたいと思います。
- 製品の種類は少ない。
- その製品は、いろいろなお客様へ販売している。(汎用品)
- 製品の製造サイクルタイムは、1日
- 注文を受け取ってから納期までのリードタイムは、2日
- 生産能力の問題は、今はない。
- 製品の原材料、部品数が多い。
- 原材料、部品のリードタイム(注文して納品までの期間)は7日
- 1週間先(7日)まで注文がはいっている。その先はなし。
です。
■この場合の、在庫の問題は、なんでしょうか?
製品については、受注生産ができますね。
注文を受け取ってから製造しても間に合います。
理論的には。在庫は1日分の在庫(仕掛品)だけで対応できますね。
緊急品(例えば当日受注して当日出荷などです)がある場合は、その在庫を余分に持つ必要がありますが。
■問題は、原材料や部品の調達です。
調達のリードタイムが7日です。
製造のサイクルタイムが、1日ですので、7+1=8日前には、原材料や部品は発注する必要があります。
でも、注文は7日先までしかありませんので、注文では発注できません。
■どうしましょうか?
これは、原材料や部品は、見込みで発注計画を連絡しておくことです。
業者は、この情報で原材料や部品を準備をしておきます。
製品の確定注文が入った時点で原材料、部品の正式な発注をおこないます。
そして製造するときに原材料や部品を納品して貰うようにします。
大手の企業が関連会社に対して行っている方法です。
ここで、大切なのは、正しい生産計画を立てることと発注に必要な原材料、部品の数量を正しく計算する
ことです。
この計画は、月別の計画では、ダメですね。
注文が、7日先までしか無い場合は、週に2回以上は調達計画を立てる必要があります。
これをきちんとしないと、いらない原材料、部品の在庫が多くなり必要な在庫が無いケースが発生します。
■あなたの会社や工場でも考えてください。